無垢材とは、合板や集成材と違い、丸太から切り出したそのままの木材のことです。

割れやヒビなどが入りやすい、掃除がしずらいなどのデメリットもありますが、美しい木目やぬくもりある風合い、肌触りの良さは無垢の板ならではの良さ。

その種類や特性は実に多彩で、色や材質で部屋の印象はガラリと変わります。

深い安らぎをもたらしてくれる天然無垢材、その代表的な種類をご紹介します!

藍染杉

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空間を引き締めるジャパンブルー

 

徳島県産の杉に特殊な技術で藍の染料を塗布したもの。藍の深い濃紺が杉の美しい木目に溶け込み、和風ながらモダンな風合い。やわらかな質感と色調は和洋どちらの空間にも合う。玄関やリビングの壁材にもおすすめ。

 

 

 

 オーク(ナラ)

yuka_02_oak_nara_h_2015どんぐりの木として知られる

 

ウイスキーやワインの樽の材料として使われる木だけに、十分な強度と耐久性を持ち、定番的人気を誇る。くっきりと美しい木目で、虎斑(とらふ)と呼ばれる模様が味わい深い。

 

 

 

カリン

yuka_03_karin_h_2015紅木“花梨”が生み出すエレガンス

 

美しい木肌と艶のある光沢を持ち、ホテルのロビーやホールのほか、家具の天板などに使用される高級材。飴色のような深い赤褐色で、落ち着いた印象。強度・硬度ともに高い。

 

 

 

チーク

yuka_04_teak_h_2015「木の王様」と呼ばれる高級な木

 

良質のオイルを含む材質ゆえ、使い込むほどに豊かな艶が現れ、水にも強い。歴史に残る建築物や船舶の甲板に用いられるのはそのため。色褪せが目立ちにくく、年月とともに味わい深いライトブラウンへと変化する。

 

 

 

アメリカンブラックウォールナット

yuka_05_americanblackwalnut_h_2015シックでラグジュアリーな装いに

 

チーク、マホガニーと並ぶ、世界三大銘木のひとつ。家具との相性も良く、高級で品に良いプレミアムな使い方がおすすめ。はっきりした木目と落ち着きのある色味で、どっしりとした重厚感が漂う。

 

 

 

サクラ

yuka_06_sakura_h_2015上質な薄いピンク色に宿るぬくもり

 

中国雲南省で産出されるカバノキ科の広葉樹で、西南桜とも呼ばれる。価格がリーズナブルで人気の樹種。あいまいな木目と優しいピンク色は、和洋問わずどんなインテリアにも合う。

 

 

 

サクラ ※節有り

yuka_07_kaba_h_2015穏やかな木目が優しい表情

 

サクラの節をいかしたタイプ。無垢板ならではの表情が楽しめ、節があることで、傷がついても目立ちにくい。ピュアなピンク系カラーで上品な印象。リビングや子ども部屋を明るい雰囲気に。

 

 

 

カバ

yuka_08_bachi_h_2015桜を連想させる、淡い色彩の木目

 

カバ桜とも呼ばれ、サクラよりもさらに北の地で産出されるため、色白で清潔感のある仕上がりに。白みがかった緻密でまっすぐな木目は、明るい室内を演出してくれる。

 

 

 

クリ

yuka_09kuri_h_2015年とともに渋い栗色に濃く変化

 

材は重硬で弾力性に優れ、湿気にも強く耐久性も高い。木目は穏やかで美しく、趣きのある部屋の床板にぴったり。クリは多くの“タンニン”を含むので、年とともに味わい深い濃い色へと変化していく。

 

 

 

ロックファー

yuka_10_asianwalnut_h_2015落ち着いた印象で白壁との相性も良し

 

アジアンウォールナットとも呼ばれ、北米産ウォールナットに比べて安価。床材としては非常に硬く、土足歩行にも適しているので店舗での使用も多い。黒に近いダークブラウンは、白い壁の部屋に合わせると双方が引き立つ。

 

 

 

ヒノキ ※節有り

yuka_11_hinoki_h_2015日本を代表する高級材

 

古来から、神社仏閣を建てる木材として用いられてきた針葉樹の代表格。特有の芳香は森林浴と同じ効果をもたらす。上品な白い色合いは風格のある和室に似合う。水に強いので風呂の浴槽にも。

 

 

 

杉 ※節有り

yuka_12_tokushimasugi_h_2015徳島産の香り高き人気の樹種

 

やわらかく、歩くと足裏に心地良さが伝わってくる。“地産地消”の家づくりを目指すならぜひ取り入れてみては?源平と呼ばれる、混ざり合う赤と白の木目が大きな特徴。ところどころに見える節が味わい深い。

 

 

 

パイン

yuka_13_akamatsu_h_2015建築材から家具まで汎用性に富む

 

北欧パイン、レッドパインとも呼ばれ、柔らかな木目が特徴の針葉樹。調湿効果も期待できる。節が多く見受けられるため、どこか素朴な風合い。カントリー調の家具とも馴染みが良い。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

床材は、家のデザインイメージを決める重要な要素。

もちろん、安価で扱いやすい合板という選択肢もありますが、天然の木そのものの風合いがある無垢材も良いものです。

どの無垢材を使って、どんな家にするか、写真をみてイメージしてみてくださいね!