家づくりにおいて、言うまでもなく土地選びは重要なファクターのひとつである。一度家を建てれば、数十年はそこに住み続けることになるはず。だからこそ、土地は建物以上に慎重に選びたいところだ。そこで今回は土地選びのポイントについて少し解説しよう。

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土地選びの失敗例で、このような話がよくある。「事前に土地を見に行ったときには静かで良い場所だったのに、いざ購入して家を建て、暮らし始めてみると、近くの工場からの騒音がひどかった」これは一言で表せば“確認不足”による失敗だ。土地の見学は、仕事が休みの土・日曜・祝日などに行きがちだが、休日と平日ではその周辺環境が全く異なる場合がある。つまり、休日と平日の2回見に行って周辺を見ておくことが、最低限しておくべき調査だということ。加えて、1日の時間の中でも周辺環境が異なる場合があるので、休日・平日の朝・昼・夜、計6パターンを確認しておけば完璧だ。

さらに、注意しておくべきなのは、台風や大雨の際の浸水のリスク。自然災害である以上、そのリスクは常に付きまとう。「水都」と呼ばれる徳島であればそれはなおさらだ。つまり当然だが、できる限り浸水のリスクが低い土地を選ぶことが重要なのである。そして、それを調べるための一番の方法は、購入を検討している土地の周辺住民にヒアリングすることだ。近くにお店などがあれば、そこの人に台風時の浸水状況について聞いてみればいい。それが一番確実で、正確な情報が得られる最善の方法だ。ヒアリングが難しければ、自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化した『ハザードマップ』をチェックしてみるのもひとつの手だ。それを見れば、浸水想定地域が分かるので、ある程度リスクを把握することができる。

他にも、坪単価や日当たり、風通し、隣の建物など、土地選びには様々な要因があるが、購入後に後悔しないためにも、みなさんには十二分に下調べをした上で土地を決めてもらいたい。